出産当日の記録（その２）

続きです。

　分娩室に入ると、「分娩台にあがって！」と言われ、痛みの合間によいしょっと登りました。最初、足の置き方がよくわかんなかったですｗ
そしてラジカセで音楽をかけてくれましたが、最初に入ってたCDがディズニー音楽。「なんだか楽しげですね」と感想を述べたら、オルゴールっぽいのに変わりました(笑)　
あと、ラベンダーのアロマオイルも焚いてくれてました。

　「痛みがきたら、2回深呼吸して3回目でいきんでね」との事だったので、言われたとおりにやったつもりですがなかなか進まず。数回いきむと、やっとちょっとずつ動いてきて、お医者さんが呼ばれました。のんびり着替えてるので、ちょっとイラっとしましたが我慢。
どれどれ？と見たあと、「もう次のいきみで産まれると思うけど、ちょっと裂けちゃったところ切りますね」とのこと。あれ？もう裂けてんの？なんて思いつつ次の陣痛を待っていきみます。

　「よし、もうこれで産むぞ！」と頑張って連続していきんでいたので、助産師さんに「もういきんじゃ駄目！！」と言われたときは「え？何？」と不思議に思ったのですが、その直後、ずるずるっと勢いよく赤ちゃんが出てきました。そしてすぐとても元気な産声を上げるわが子。
産まれて感動！ってよりも、「あ～、やっと出てきた～」というのが最初の感想でした。
赤ちゃんが出てくる瞬間は、痛いというよりも熱い！って感じ。会陰もそれにあわせて切ったのでしょう、あまり痛さは感じませんでした。麻酔もしてたはずですしね。

　赤ちゃんが色々処置したり測定したりしてた間、私はずっとちくちく縫われてました。出産直後でテンションがおかしいのか、
　choko「なんか流れ出てますねぇ」
　お医者様「あー、血だよ。結構裂けちゃったからねぇ。」
　choko「そうですかー」
なんて会話してましたが、麻酔追加されて更に縫われ、結構痛かったです…。
余談ですが、この時、痔にもなりました
1~2日は、縫ったところよりも痔が痛くてとっても辛かったです。正直、出産より辛いと思いましたｗ
あ、今は治ってますよ！

　その後、胎盤出すからね～と言われてお腹を押され、胎盤さんとご対面。
助産師さんに、「こっち側がお母さんの方で…」など説明をしてもらい、「おー、すげ～」と感心。そして夫に「胎盤の写真撮って！」と頼み、嫌がられつつ撮ってもらいましたｗ

　赤ちゃんの処置が終わると、カンガルーケアです。産まれたてのわが子を胸において、こんなんでいいのかな？とおそるおそるお乳をくわえさせました。さっきまでお腹の中にいたのが信じられません。「よく出てきたね～」なんて声をかけたり、一緒に写真を撮ったりして過ごしました。

　出血が多かったため（後で聞いたら600ml超えてました）、分娩室で3時間程度休憩した後に赤ちゃんを預け、また陣痛室へ移動。分娩室のベッドは硬かったので、すっごく楽になりましたｗ　夫はここで帰宅することに。
「男は何もすることが出来ないって、ホントだね」なんて言ってましたが、陣痛中から居てくれてとっても助かりました。助産師さんの言うことを聞いて一旦帰ってたら、陣痛中ずっと一人で辛かったかもしれませんし。感謝です


　ホントに長くなってしまいましたが、出産レポはこんな感じです。読みにくいですね…
破水から出産まであっという間すぎて、産んだ！って実感がなかなかわきませんでした。未だに不思議でしょうがないです。この子がお腹の中に居たなんて。

　毎日世話にかかりっきりで、あまり自分の時間がとれずにいるためストレスが溜まりそうになりますが、くるくると表情を変えるわが子の顔を見てると、ホント面白くて、可愛くて、「よし、かーちゃん今日もがんばるよ！」って気になります。これが母性ですかねー？今はムリせず、マイペースで育児をやっていけたらな、と思ってます。

あ、blogタイトル変更しなきゃ(笑)